マルクスの株式会社論と未来社会

書誌事項

マルクスの株式会社論と未来社会

中野嘉彦著

ナカニシヤ出版, 2009.5

タイトル別名

Marxian view on joint-stock company : its future perspective

マルクスの株式会社論と未来社会

タイトル読み

マルクス ノ カブシキ ガイシャロン ト ミライ シャカイ

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注記

参考文献: p311-318

内容説明・目次

内容説明

「株式会社は未来社会への通過点である」「株式会社は詐欺師と預言者の顔をもつ」—『資本論』におけるマルクスの予言の謎を解き明かす思索への旅。

目次

  • 第1章 抽象的人間労働とは何か—類的存在とマルクスのアソシアシオン構想(ルソーとマルクスのアソシアシオン構想;類的存在としての人間回復、疎外論;フォイエルバッハの宗教批判と類的存在 ほか)
  • 第2章 未来社会の「通過点」としてのマルクス株式会社論(アソシアシオン構想の基底にあるもの—社会的個体(das gesellschaftliche Individuum);社会的個体を主体とする所有—「個体的所有の再建」;アソシアシオン構想と社会化—類から社会へ ほか)
  • 第3章 初期アメリカのマサチューセッツ湾会社に見る「会社」の「社会」化の考察(「会社的社会」の創設とプロテスタンティズムの影響;「会社」から「社会」への変貌;「会社的社会」形成に及ぼしたプロテスタンティズムの影響 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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