サミュエル・ベケット : ある伝記

Bibliographic Information

サミュエル・ベケット : ある伝記

ディアドリィ・ベァ著 ; 五十嵐賢一訳

書肆半日閑 , 三元社 (発売), 2009.3

Other Title

Samuel Beckett : a biography

サミュエルベケット : ある伝記

Title Transcription

サミュエル ベケット : アル デンキ

Available at  / 70 libraries

Note

底本: "Deirdre Bair : Samuel Beckett : a biography, Vintage 1990"

Description and Table of Contents

Description

ベケットのなまなましい肉声と同時代人の証言をもとに、冷徹な眼差と辛辣な筆とによって、その芸術と人間をあますところなく描ききった、最初の本格的伝記。ベケットの存命中に書かれながら、ベケットに公認されなかった唯一のベケット伝。

Table of Contents

  • 少年時代—一九〇六‐二三年「僕の少年時代は幸福だったと言ってよい…」
  • 我が家の異邦人—一九二三‐二八年「我が家の異邦人にただ目を白黒」
  • ジョイスのパリへ—一九二八‐二九年「びっくりするほど頭のいかれたアイルランド人」
  • 憧憬と焦燥—一九二九‐三〇年「書きたくてうずうずしているが、言うべきことは何もない若者」
  • さらばトリニティ—一九三〇‐三一年「最良のものを失って」
  • 宿命のアイルランド—一九三一‐三二年「僕は死ぬまでここにいることになるんだ。異邦人のオートバイにまたがって、お上品ぶった道路を這いずり回りながら」
  • 父死す—一九三三年「親父は僕が子供の頃に死んだ。それでなければ…」
  • ビオンの許へ 精神分析—一九三四年「途方に暮れ…心は千々に乱れて」
  • ユングの衝撃 ロンドン決別—一九三五年「今やロンドンとの繋がりを断ち切るとき」
  • 『マーフィー』—「いったい誰なんだ、そのマーフィーという奴は…ひとかどの人間なのか、ひとかどのものを何か持っているのか」〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BA89783411
  • ISBN
    • 9784883032426
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    熱海,東京
  • Pages/Volumes
    861, xxvp, 図版 [8] p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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