新しい資本主義 : 希望の大国・日本の可能性
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新しい資本主義 : 希望の大国・日本の可能性
(PHP新書, 594)
PHP研究所, 2009.5
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新しい資本主義 : 希望の大国日本の可能性
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アタラシイ シホン シュギ : キボウ ノ タイコク・ニホン ノ カノウセイ
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Note
月刊誌『Voice』の連載「希望の大国・日本」 (2008年10月,11月, 2009年1月, 2月号)を中心に再構成してまとめたもの
Description and Table of Contents
Description
アメリカ発の金融危機は、市場万能・株主至上の金融資本主義の欠陥を露呈した。二〇〇三年時点ですでにこの事態を予見していた著者は、格差も恐慌も打ち破る究極の解決策を提言する。「ストックオプションは禁止せよ」「五年以上の株主だけの市場をつくれ」「投資減税で新技術開発を促せ」。マネーゲームに明け暮れるファンドの横暴を止め、終焉が近いパソコンに代わる新しい基幹産業の創成をめざす。バブル頼みの「幻の好景気」から、みんなが恩恵を受ける「本物の好景気」へ。日本こそこの新しい資本主義の担い手となれ。
Table of Contents
- 第1章 金融資本主義の何が間違っていたのか—幸せは「数式」では表せない(金融資本主義の崩壊は必然だった;ファンドを規制する具体的な方法;あの「幻のような好景気」の理由)
- 第2章 「大減税」で繁栄する日本—次なる基幹産業の覇者となる方策(「金の卵を産むガチョウ」を生み出せ;「コア技術」を開発できる理由;「投資減税」で夢ある日本を)
- 第3章 コンピュータはもはや足枷—新ビジネスを生み出す画期的コア技術は何か(「解けない技術」を解く技術;コミュニケーションの大進化;「実業立国」日本が世界を制する)
- 第4章 途上国援助の画期的実践—日本人によるおもしろくて、採算も取れる活動を(最新テクノロジーで「貧困」に挑む;国連旗の下での民間による支援;マイクロクレジットを日本人の手で)
- 第5章 公益資本主義の経営へ—市場万能・株主至上の弊害を斬る(世の中への貢献こそが価値;すべての会社は「中小企業」になる)
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