家父長制と資本制 : マルクス主義フェミニズムの地平

書誌事項

家父長制と資本制 : マルクス主義フェミニズムの地平

上野千鶴子著

(岩波現代文庫, 学術 ; 216)

岩波書店, 2009.5

タイトル読み

カフチョウセイ ト シホンセイ : マルクス シュギ フェミニズム ノ チヘイ

注記

参考文献: p391-411, 453-457

1990年10月岩波書店より刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

女性への抑圧はいったい何に由来するのか。著者は主婦・家事労働に着目しつつ、階級闘争でも性解放運動でも突破しえなかった、近代資本制社会に特有の女性抑圧構造を、理論的、歴史的に明快に論じてみせた。マルクス主義フェミニズムの立場を打ち出し、研究の新たな地平を拓いた記念碑的著作。

目次

  • 1 理論篇(マルクス主義フェミニズムの問題構制;フェミニストのマルクス主義批判;家事労働論争;家父長制の物質的基礎;再生産様式の理論;再生産の政治;家父長制と資本制の二元論)
  • 2 分析篇(家父長制と資本制第一期;家父長制と資本制第二期;家父長制と資本制第三期;家族の再編;結び—フェミニスト・オルターナティヴを求めて)
  • 付論 脱工業化とジェンダーの再編成—九〇年代の家父長制的資本制

「BOOKデータベース」 より

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