論争家コルネイユ : フランス古典悲劇と演劇理論
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書誌事項
論争家コルネイユ : フランス古典悲劇と演劇理論
早稲田大学出版部, 2009.3
- タイトル別名
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ピエール・コルネイユの悲劇と演劇理論における論証法
Pierre Corneille : l'art de raisonner, l'art de débattre : la dimension argumentative dans les tragédies et la théorie de Pierre Corneille
- タイトル読み
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ロンソウカ コルネイユ : フランス コテン ヒゲキ ト エンゲキ リロン
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注記
学位申請論文「ピエール・コルネイユの悲劇と演劇理論における論証法」 (パリ第四大学, 2007年度) を著者自身で日本語訳し、改題したもの
参考文献: p313-345
ピエール・コルネイユ関連年表: p346-347
内容説明・目次
内容説明
フランス17世紀の劇作家ピエール・コルネイユ。彼の悲劇と演劇理論は、異なる立場が論理的な言葉を駆使して衝突しあう戦いの場である。その「論証法」の働きの総合的な解明を試みる。
目次
- 第1部 コルネイユの演劇理論における論証法(『詩学』の解釈と規則の制定;演劇の道徳性;歴史的主題の説得力)
- 第2部 コルネイユの悲劇における論証法(概念の定義をめぐる議論;先例とその模倣;交換的正義の原理にもとづく議論;性格の一貫性と思想の多様性;真意の隠し立て;論証法に関するコルネイユの理論的考察)
「BOOKデータベース」 より