本郷界隈
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本郷界隈
(朝日文庫, . 街道をゆく / 司馬遼太郎著||カイドウ オ ユク ; 37)
朝日新聞出版, 2009.4
新装版
- タイトル読み
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ホンゴウ カイワイ
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注記
1996年7月に刊行された朝日文庫「街道をゆく37本郷界隈」の新装版
内容説明・目次
内容説明
明治の日本で、欧米文化を地方に配る配電盤の役割を一手に引き受けた東京。中心は東大をもつ本郷だった。夏目漱石の「三四郎」をテキストにして、東京の成立の玄妙さを考える。登場人場に「日本は亡びるね」といわせた漱石に、深い共感を寄せる。執筆したのはバブルの崩壊が進行中の時代で、筆者も同じことを考えていたのだろう。ラストの三四郎池で、釣りの少年との会話が印象に残る。
目次
- 鴨がヒナを連れて
- 縄文から弥生へ
- 加賀屋敷
- “古九谷”と簪
- 水道とクスノキ
- 見返り坂
- 薮下の道
- 根津権現
- 郁文館
- 無縁坂〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より