はじめての現代数学
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はじめての現代数学
(ハヤカワ文庫, NF346 . 「数理を愉しむ」シリーズ||スウリ オ タノシム シリーズ)
早川書房, 2009.3
- タイトル別名
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数理を愉しむシリーズ
- タイトル読み
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ハジメテ ノ ゲンダイ スウガク
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内容説明・目次
内容説明
20世紀に入って発達した数学を現代数学と呼ぶなら、その特徴は「モノからコトへ」と集約できる。この観点を一貫した先導役として、本書では学校の授業や教科書からはこぼれ落ちてしまう数学の生きた手触りを感覚的に味わっていただけよう。「無限にも大小がある」とか「コーヒーカップはドーナツだ」といった奇妙な表現の飛び交う現代数学は、本当はどんな貌をしているのか。数学に興味ある人必読の名作解説、待望の復刊。
目次
- 1 「モノ」から「コト」へ(現代数学のイメージ;代数方程式の解法についての構造主義的方法 ほか)
- 2 無限の算術・集合論(再び「モノ」的無限へ;果てしない無限の彼方 ほか)
- 3 柔らかい空間・トポロジー(近さの発見から位相空間へ;位置とつながり方の幾何学(1)—グラフ理論 ほか)
- 4 形式の限界・論理学とゲーデル(納得、説得と論理;論理の記号化 ほか)
- 5 現代数学の冒険(あいまいさの数学・ファジイ理論;複雑さの数学・フラクタル理論 ほか)
「BOOKデータベース」 より