ベンヤミンと精神分析 : ボードレールからラカンへ

Bibliographic Information

ベンヤミンと精神分析 : ボードレールからラカンへ

三原弟平著

水声社, 2009.5

Title Transcription

ベンヤミン ト セイシン ブンセキ : ボードレール カラ ラカン エ

Available at  / 63 libraries

Description and Table of Contents

Description

21世紀という出口のない日常のなかで、男女の「性関係」はどのようにありえるのか?ベンヤミンの精神分析解釈をプリズムに、ボードレール、カフカ、そしてラカン派へと反射してゆく書き下ろし批評。

Table of Contents

  • 第1章 ベンヤミンにおけるいくつかのモチーフについて(ベンヤミンとフロイト学派;フロイトのトラウマ理論 ほか)
  • 第2章 欲動の芸術論(フロイトの独創性;ビンスワンガーのフロイト批判 ほか)
  • 第3章 ヒステリーの美学(神経症の詩人ボードレール;『悪の華』の読者像とナシオの理論 ほか)
  • 第4章 二つの仮説—インポテンツとレスビアン=ヒーロー(ベンヤミンのボードレール像;ボードレールとレスビアン倒錯 ほか)
  • 第5章 男女の性別(アドリエンヌ・モイエの二つの発言;ラカンによるカントの盗用 ほか)

by "BOOK database"

Details

Page Top