作家は何を嗅いできたか : におい、あるいは感性の歴史

Bibliographic Information

作家は何を嗅いできたか : におい、あるいは感性の歴史

三橋修著

現代書館, 2009.6

Other Title

作家は何を嗅いできたか : においあるいは感性の歴史

Title Transcription

サッカ ワ ナニ オ カイデ キタカ : ニオイ アルイワ カンセイ ノ レキシ

Available at  / 56 libraries

Note

文献あり

Description and Table of Contents

Description

かつて世界はどんなにおいで満ちていたか?その手がかりを探り、近代から現代までの文学・マンガ・アニメにわたって、ひたすら「におい」にまつわる記述を追い続けた。時代によって変化する感性が、においによって明かされる。

Table of Contents

  • 第1章 「臭」から「匂」へ(明治の「自由」と悪臭さわぎ;そもそも江戸のにおいとは;異文化との出会いとにおい;においへの新たな関心を展開)
  • 第2章 二つの大戦後(時代の子—芥川龍之介;においを見つめた川端康成;戦争と死臭、そして焼け跡のにおい)
  • 第3章 一九六〇年代という転換点(においのデカダンス 川端康成再考;腋窩のにおい—三島由紀夫の美学;不条理な状況へ—大江健三郎の場合)
  • 第4章 においを削除する今(身体の細分化、市場化;厄介な身体の今)

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA90188335
  • ISBN
    • 9784768456057
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    229p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top