哲学
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哲学
(ヒューマニティーズ = Humanities)
岩波書店, 2009.5
- タイトル読み
-
テツガク
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内容説明・目次
内容説明
哲学のフロントは、哲学が哲学ではないものと向かい合うその境界にある。哲学ではないものとは、科学でもあるだろうし、宗教でもあるだろう。しかし、哲学がもっとも鋭く対立するものは、一見すると哲学にみえる準‐哲学である。準‐哲学としてのアジア思想の側から、哲学とそのアクチュアリティを問い直す。
目次
- 1 哲学はどのように生まれたのか(哲学の始まり;中国哲学の始まり)
- 2 哲学と翻訳そして救済—哲学を学ぶ意味とは何か(翻訳の哲学;翻訳という概念 ほか)
- 3 哲学と政治—哲学は社会の役に立つのか(近代東アジアの哲学経験—西田幾多郎と新儒家;西田幾多郎の晩年性 ほか)
- 4 哲学の未来—哲学は今後何を問うべきなのか(奪われた声;被植民者の沈黙に言葉を返す ほか)
- 5 哲学を実践するために何を読むべきか
「BOOKデータベース」 より