書誌事項

独立の時代 : アメリカ古典文学は語る

入子文子, 林以知郎編著

世界思想社, 2009.6

タイトル別名

The age of independence

タイトル読み

ドクリツ ノ ジダイ : アメリカ コテン ブンガク ワ カタル

大学図書館所蔵 件 / 127

この図書・雑誌をさがす

注記

まえがき(入子文子), あとがき(林以知郎)

参考文献あり

収録内容

  • 建国の父子たち : ワシントン、アダムズ、モンロー / 巽孝之 [執筆]
  • 売れる偉勲、憂うる遺訓 : ウィームズの『ワシントン伝』再考 / 白川恵子 [執筆]
  • 『開拓者たち』と家系譜の書き換え : 上機嫌な時代の自己意識的なアメリカニズム / 林以知郎 [執筆]
  • 北米毛皮交易の原風景 : アーヴィングの『アストリア』の意義をめぐって / 齊藤昇 [執筆]
  • 「ある鐘の伝記」を読む : ホーソーンにおける歴史と詩学の交錯 / 入子文子 [執筆]
  • 「継承」と「革命」のはざまで : メルヴィル作『ピエール』を読む / 福岡和子 [執筆]
  • ジェイムズ家とアメリカ独立期 / 水野尚之 [執筆]
  • アメリカの始まりに目を凝らして : マーク・トウェインの「インディアンタウン連作」 / 里内克巳 [執筆]
  • 記念碑が創る独立戦争の記憶 / 和田光弘 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

アメリカ文学・文化の「独立」を目指したクーパー、アーヴィング、ホーソーンなど広義のアメリカン・ルネサンスの作家たちは、彼らの国の「独立の時代」をいかに語り直したか。「独立の時代」は「危機の時代」でもあった。アメリカ古典文学のテクスト精読を通して、現在のアメリカの危機をも脱領域的に考察する。

目次

  • 第1章 建国の父子たち—ワシントン、アダムズ、モンロー
  • 第2章 売れる偉勲、憂うる遺訓—ウィームズの『ワシントン伝』再考
  • 第3章 『開拓者たち』と家系譜の書き換え—上機嫌な時代の自己意識的なアメリカニズム
  • 第4章 北米毛皮交易の原風景—アーヴィングの『アストリア』の意義をめぐって
  • 第5章 「ある鐘の伝記」を読む—ホーソーンにおける歴史と詩学の交錯
  • 第6章 「継承」と「革命」のはざまで—メルヴィル作『ピエール』を読む
  • 第7章 ジェイムズ家とアメリカ独立期
  • 第8章 アメリカの始まりに目を凝らして—マーク・トウェインのインディアンタウン連作
  • 第9章 記念碑が創る独立戦争の記憶

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ