環渤海交易圏の形成と変容 : 清末民国期華北・東北の市場構造

書誌事項

環渤海交易圏の形成と変容 : 清末民国期華北・東北の市場構造

山本進著

東方書店, 2009.5

タイトル別名

環渤海交易圏の形成と変容 : 清末民国期華北東北の市場構造

タイトル読み

カンボッカイ コウエキケン ノ ケイセイ ト ヘンヨウ : シンマツ ミンコクキ カホク トウホク ノ シジョウ コウゾウ

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注記

章末に参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

19世紀中葉まで中国経済の辺境に過ぎなかった華北東部や東三省は、20世紀初頭より棉花や大豆など特用農産物を積極的に輸出し、急成長を遂げるが、地域内の社会的分業が脆弱で輸出依存度が高かったため、日本帝国主義の侵略を招きやすかった。本書はこの地域を環渤海交易圏と名づけ、伝統的地域経済圏としての成立期から世界市場への再編期、更には「満洲」「北支」として占領される直前期までの市場構造の変化を、物流・金融の両面から検証する。

目次

  • 第1章 清代の雑税と牙行
  • 第2章 清代東銭考
  • 第3章 清代の京銭と折銭納税
  • 第4章 清代薊糧考
  • 第5章 清代豫東漕糧考
  • 第6章 清末民初奉天における大豆交易
  • 第7章 清末東三省の幣制
  • 第8章 清末民国期東三省における冀東商人
  • 第9章 清末民国期直隷における棉業と金融
  • 第10章 清末民国期の東部内蒙古における金融構造

「BOOKデータベース」 より

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