書誌事項

格差社会の統計分析

岩井浩 [ほか] 編著

(現代社会と統計, 2)

北海道大学出版会, 2009.6

タイトル読み

カクサ シャカイ ノ トウケイ ブンセキ

注記

その他の編著者: 福島利夫, 菊地進, 藤江昌嗣

内容説明・目次

内容説明

規制緩和と市場万能主義、新自由主義的「構造改革」が一層深く推し進められ、経済、社会の広い領域で深刻な格差が進行し、その矛盾を露呈している。現局面で展開されている社会の格差構造を理論的、統計的に分析し、その格差構造の実態を解明することが本書の課題である。

目次

  • 第1部 人口・労働と統計(日本の人口動向と格差社会;現代の失業・不安定就業・「ワーキングプア」—構造的変化と格差;雇用労働者における年齢および所得水準による労働時間格差 ほか)
  • 第2部 生活・福祉と統計(税務統計にみる個人所得分布の二極化;年金格差と高齢者の貧困;医療制度改革による国民医療保障への影響—医療保障における医療保険者間格差 ほか)
  • 第3部 地域・環境と統計(地方自治体の政策形成と統計—格差拡大の危機はらむ地方行政改革;格差社会の地域ガバナンスと地状学—コミュニティベースの統計の試み;健康の不平等—長崎原子爆弾被爆者の健康と社会的支援の課題 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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