キャラ化する/される子どもたち : 排除型社会における新たな人間像
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書誌事項
キャラ化する/される子どもたち : 排除型社会における新たな人間像
(岩波ブックレット, No.759)
岩波書店, 2009.6
- タイトル別名
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キャラ化するされる子どもたち
キャラ化する/される子どもたち : 排除型社会における新たな人間像
- タイトル読み
-
キャラカ スル サレル コドモ タチ : ハイジョガタ シャカイ ニオケル アラタナ ニンゲンゾウ
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注記
本書で触れた文献のリスト: p63
内容説明・目次
内容説明
価値観が多元化した社会で感じる閉塞感。気遺いに満ちた「優しい人間関係」のなかで圏外化におびえる恐怖感。ケータイやネット、家庭から学校といった日常は、過剰な関係依存と排除で成り立っている。子どもたちにとって、現実を生き抜くための羅針盤、自己の拠り所である「キャラ」。この言葉をキーワードに現代社会の光と影を読み解き、「不気味な自分」と向きあうための処方箋を示す。
目次
- 第1章 コミュニケーション偏重の時代(格差化する人間関係のなかで;コミュニケーション至上主義)
- 第2章 アイデンティティからキャラへ(外キャラという対人関係の技法;内キャラという絶対的な拠り所)
- 第3章 キャラ社会のセキュリティ感覚(子どもと相似化する大人の世界;子どもをキャラ化する大人たち)
- 第4章 キャラ化した子どもたちの行方
「BOOKデータベース」 より