沖縄戦強制された「集団自決」

書誌事項

沖縄戦強制された「集団自決」

林博史著

(歴史文化ライブラリー, 275)

吉川弘文館, 2009.6

タイトル別名

沖縄戦強制された集団自決

沖縄戦 : 強制された「集団自決」

タイトル読み

オキナワセン キョウセイ サレタ 「シュウダン ジケツ」

注記

参考文献: p246-253

内容説明・目次

内容説明

二〇〇七年の教科書検定で大きな波紋を呼んだ「集団自決」問題。生存者の証言・新資料などによる沖縄戦の検証から、その実態と全体像に迫る。「集団自決」の原因を“天皇制国家の支配構造”から解き明かした問題作。

目次

  • 日本軍の強制が削除された教科書検定問題—プロローグ
  • 「集団自決」の実相(沖縄・慶良間列島;沖縄本島と伊江島;太平洋地域・中国東北;「集団自決」がおきなかった島々)
  • 追い込まれていく道(住民が犠牲にされた沖縄戦;自由の抑圧と監視;沖縄における戦時体制;「集団自決」がおきた地の特徴)
  • その背景—捕虜を認めない思想(死を強いられた日本軍将兵と捕虜虐待;日本軍の民間人の扱い方)
  • なぜおきたのか—「集団自決」の構造(地域社会の支配構造;「集団自決」の全般的要因;援護法と「集団自決」)
  • 構造と個人の責任—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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