軍隊
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書誌事項
軍隊
(近代ヨーロッパの探究 / 望田幸男, 村岡健次監修, 12)
ミネルヴァ書房, 2009.6
- タイトル読み
-
グンタイ
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注記
その他の著者: 佐々木真, 斉藤恵太, 土肥恒之, 鈴木直志, 竹村厚士, 西願広望, 丸畠宏太, 中島浩貴, 横井勝彦, 田中正人
文献解題: 巻末p10-41
略年表(15世紀末~20世紀初): 巻末p52-55
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦後、我が国の歴史学界で軍事史は往々にしてタブー視されてきた。だが近年、欧米では社会史、日常史など歴史学の最先端の成果を取り入れた新しい軍事史研究が盛んに行われている。軍事史はもはや、軍事の専門家だけが扱う特殊領域ではなくなっているのである。本書はこうした最新の研究に立脚して、戦争史、作戦行動史といった旧来の軍事史の枠を破り、軍隊という視角から近世・近代ヨーロッパ史を俯瞰した初めての試みである。
目次
- 歴史のなかの軍隊—本書のテーマと構成
- 第1部 近世(絶対王政と軍隊 ヨーロッパ最強陸軍の光と影—フランス絶対王政期の国家・軍隊・戦争;常備軍と兵士の社会生活 常備軍の世界—一七・八世紀のドイツを中心に;ロシアの農民兵士 国境警備・戦争・入植—近世ロシアの軍隊と社会;ドイツにおける軍隊と啓蒙 「教養ある将校」と「気高い兵士」—一八世紀後半のドイツにおける軍隊の自己改革運動;新しい軍事史の射程 「狭義の軍事史」から「広義の軍事史」へ—RMAからみたフランス革命〜ナポレオン戦争)
- 第2部 近代(フランスの近代と軍隊 国民軍の形成—フランス革命・ナポレオン帝政・復古王政の軍隊;一般兵役制と社会の軍事化 兵役・国家・市民社会—一九世紀ドイツの軍隊像と軍隊体験;帝国主義時代のイギリス海軍 エドワード期のイギリス社会と海軍—英独建艦競争の舞台裏)
「BOOKデータベース」 より