金融社会主義 : クラッシュに続く混乱と清算の30年
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金融社会主義 : クラッシュに続く混乱と清算の30年
東洋経済新報社, 2009.6
- タイトル読み
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キンユウ シャカイ シュギ : クラッシュ ニ ツズク コンラン ト セイサン ノ 30ネン
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内容説明・目次
内容説明
米国は「ウォールストリートの時代」から、「ワシントンの時代」に移行した。金融市場が自由化と膨張の30年から、その収拾へ向けた仕組み作りの局面へと転換したためである。グローバルな金融資本市場は、大恐慌の1930年代、金融自由化の1970年代、バブルの生成と崩壊の2000年代を経て、「金融社会主義」の時代に突入した。サブプライム危機をはじめ、そこに至るさまざまな背景を検証した上で、来るべき30年の金融のフロンティアを探るのが本書の狙いである。
目次
- 第1章 人間のおごりに対する神の怒り—金融の退化は防げるか
- 第2章 世界同時恐慌の不安
- 第3章 資源高に見られる実体経済と金融の垣根の低下
- 第4章 サブプライム問題で米国はどう変わるか
- 第5章 崩壊の危機に瀕した市場型金融モデル
- 第6章 日本版市場型間接金融へのインパクト
- 第7章 公的サポートを強めた金融ユーティリティモデル
- 第8章 金融業界における今後30年の展望
「BOOKデータベース」 より