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黒龍江への旅

高野悦子著

(岩波現代文庫, 文芸 ; 152)

岩波書店, 2009.6

タイトル読み

コクリュウコウ エノ タビ

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注記

本書は、1986年9月新潮社から刊行された。

内容説明・目次

内容説明

岩波ホール総支配人・高野悦子氏が、満鉄に勤務した父の死後、父が鉄道を敷設してまわった旧満州の地を旅した印象を書きとめた紀行文。大連、大石橋、瀋陽、吉林、哈爾濱、そして国境の町・黒河…。訪れた各地での人々との触れあい、少女時代を過ごした思い出、父から語られた話などが織りこまれ、味わい深い文章で綴られた詩情あふれる紀行エッセイ。

目次

  • 于先生の手紙
  • 東京—旅立ちまで
  • 大連—砂浜に書く父の名
  • 大石橋—幻の生家はどこに
  • 瀋陽—北の都に誉れあれ
  • 撫順—黒ダイヤの露天堀り
  • 吉林—瀋海線に雉を撃つ
  • 哈爾濱—満月に流れる松花江
  • 黒河—凍土を踏んで国境へ
  • 斉斉哈爾—丹頂鶴が地平線を飛ぶ
  • 錦州—白コーリャンと古塔の町
  • 東京—朝夕に禍福あり
  • ひとはみな兄弟となる

「BOOKデータベース」 より

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