政治の精神
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書誌事項
政治の精神
(岩波新書, 新赤版 1189)
岩波書店, 2009.6
- タイトル読み
-
セイジ ノ セイシン
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注記
主な引用文献: p237-238
内容説明・目次
内容説明
複合的な危機のなか、政治が融解している。問題の核心は何か。政治を支える精神的な素地をどこに求めたらよいのか。マキアヴェッリやトクヴィル、ウェーバー、丸山真男らの思索を手がかりに、政治という営みの本質について、原点に立ち返って吟味。政治家のみならず、政治を取り囲む人々の精神、さらには政党政治の条件について考察する。
目次
- 第1章 政治を考える視点(丸山真男、一九四九年の問いかけ—政治的統合をめぐって;政治的統合の基本構造;主体の複数性と政治的統合の手続き;政治的統合のメカニズム;政治権力の「魔性」)
- 第2章 政治をする精神(政治家と権力;政治家と魂の「大きさ」;政治家と権力感情、そして堕落;政治家と判断力、そしてスキル;政治家と責任問題)
- 第3章 政治に関与する精神(丸山真男の問題提起—政治的な思考法とは;政治参加の意味と無意味をめぐって;競争と選択のモデル;「正しく理解された自己利益」からの出発)
- 終章 政党政治の精神—日本政治のための覚書(政党政治はもつのか;政党政治の独特な構造;政治主導、政治家主導、首相主導;自民党システムの歴史性;政党改革の一つのツールとしてのマニフェスト)
「BOOKデータベース」 より