異端の数ゼロ : 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念
著者
書誌事項
異端の数ゼロ : 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念
(ハヤカワ文庫, NF349 . 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
早川書房, 2009.5
- タイトル別名
-
Zero : the biography of a dangerous idea
異端の数ゼロ : 数学物理学が恐れるもっとも危険な概念
- タイトル読み
-
イタン ノ カズ ゼロ : スウガク ブツリガク ガ オソレル モットモ キケン ナ ガイネン
大学図書館所蔵 件 / 全55件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2003年10月に早川書房から単行本として刊行されたものの文庫化
内容説明・目次
内容説明
この数字がすべてを狂わせる—。バビロニアに生まれ、以来、無を拒絶するアリストテレス哲学を転覆させ、神の存在を脅かすが故にキリスト教会を震撼させ、今日なおコンピュータ・システムに潜む時限爆弾として技術者を戦慄させるゼロ。この数字がもたらす無と無限は、いかに人類の営みを揺さぶり続け、文明を琢磨したのか?数学・物理学・天文学から宗教・哲学までを駆け巡る、一気読み必至の極上ポピュラー・サイエンス。
目次
- 第0章 ゼロと無
- 第1章 無理な話—ゼロの起源
- 第2章 無からは何も生まれない—西洋はゼロを拒絶する
- 第3章 ゼロ、東に向かう
- 第4章 無限なる、無の神—ゼロの神学
- 第5章 無限のゼロと無信仰の数学者—ゼロと科学革命
- 第6章 無限の双子—ゼロの無限の本性
- 第7章 絶対的なゼロ—ゼロの物理学
- 第8章 グラウンド・ゼロのゼロ時—空間と時間の端にあるゼロ
- 第∞章 ゼロの最終的勝利
「BOOKデータベース」 より