インド科学の父ボース : 無線・植物・生命
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インド科学の父ボース : 無線・植物・生命
工作舎, 2009.6
- タイトル別名
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An Indian pionner of science : the life and work of Sir Jagadis C. Bose
インド科学の父ボース : 無線植物生命
- タイトル読み
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インド カガク ノ チチ ボース : ムセン ショクブツ セイメイ
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内容説明・目次
内容説明
時は19世紀末から20世紀初頭、所はイギリス統治下のインド。さまざまな政治的・文化的抑圧をものともせず、タゴールとともにベンガル・ルネッサンスをになった科学者がいた。その人の名は、ジャガディス・チャンドラ・ボース。ニコラ・テスラと相前後して無線装置を発明し、イギリスはじめ西欧科学界を驚嘆させるも、特許にはとんと無頓着。自ら開発した精密な実験装置を駆使して、電磁気から植物生理、さらには心や生命の謎を探究しつづけ、インドの科学を一気に世界最先端レベルに導いた。科学者の霊性と創造力はいかに育まれるのか、波乱にとんだ生涯と独創的研究の全容。
目次
- 子ども時代の教育
- カルカッタ、イギリスでの大学生活
- 苦闘のはじまり
- 最初の物理学研究・電波の謎に挑む
- ヨーロッパ科学界の称賛
- 物理学研究の発展
- 生物と無生物の反応
- 休暇と巡礼
- 植物の反応
- 植物の感受性
- 成長の自動記録
- 植物のさまざまな運動
- あなどれない植物たち
- 屈性
- 植物の睡眠
- 精神物理学
- 人柄と交友
- ボース研究所の開所式
- 研究所の発展
「BOOKデータベース」 より