司馬遼太郎とエロス : 好色物語の構造
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司馬遼太郎とエロス : 好色物語の構造
白順社, 2009.6
- タイトル読み
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シバ リョウタロウ ト エロス : コウショク モノガタリ ノ コウゾウ
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注記
主要参考文献: p.281-285
内容説明・目次
内容説明
誰も書かなかった司馬文学における性愛のコスモロジー。司馬文学の本質は「君子の文学」という定説をくつがえし、両義的に成立する司馬エロティシズムの百花繚乱。
目次
- 司馬遼太郎と性愛の文学
- 異域遼望—最初期三部作について
- 掌のエロス—「兜率天の淫事」とは
- 葛藤する情念—『梟の城』ほか
- 遍歴する魂—『戦雲の夢』ほか
- 男の典型—『竜馬がゆく』ほか
- 死と再生—『燃えよ剣』
- 戦国絵巻—『国盗り物語』ほか
- 英雄好色—『義経』『新史太閤記』ほか
- 妻たちの物語—『豊臣家の人々』ほか
- 神聖淫楽—『空海の風景』
- 異形の愛—『大盗禅師』ほか
- 虚空茫々—『韃靼疾風録』
「BOOKデータベース」 より