世紀末ウィーン文化探究 : 「異」への関わり

書誌事項

世紀末ウィーン文化探究 : 「異」への関わり

西村雅樹著

晃洋書房, 2009.7

タイトル別名

世紀末ウィーン文化探究 : 異への関わり

タイトル読み

セイキマツ ウィーン ブンカ タンキュウ : イ エノ カカワリ

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内容説明・目次

内容説明

ウィーン留学期の斎藤茂吉も観たオーバーアマガウ受難劇。第二次大戦後の台本改訂における問題点の指摘、ならびに音楽家マーラーの精神性との対比を含む『オーバーアマガウ受難劇』。クリムトらによって結成された「分離派」による「日本美術特集展」に対するバールらの批評家の反応を通して、日本への関心のあり方を探った『ウィーン分離派の「日本展」をめぐって』。全十章から成る「世紀末ウィーン文化」探究成果の集成。

目次

  • アメリカの「世紀末ウィーン文化」研究書
  • 第1部 「異」への関わり(世紀末ウィーンにおける「異」への関わり)
  • 第2部 世紀末ウィーンのユダヤ人問題(ウィーンのユダヤ系文化史家ハンス・ティーツェ;ハプスブルク帝国末期ウィーンのユダヤ系市民—シュニッツラー文学の背景;オーバーアマガウ受難劇—世紀末ウィーンならびにユダヤ人問題との関連で;ヘルマン・バールと同時代のユダヤ系思想家たち)
  • 第3部 世紀末ウィーンのジャポニスム(ウィーン分離派の「日本展」をめぐって—バールの批評を中心に;バールの主要関心事と日本;ホーフマンスタールにとっての東洋—その一面)
  • 世紀末ウィーンの芸術と光

「BOOKデータベース」 より

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