市場社会論のケンブリッジ的展開 : 共有性と多様性
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市場社会論のケンブリッジ的展開 : 共有性と多様性
日本経済評論社, 2009.7
- タイトル読み
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シジョウ シャカイロン ノ ケンブリッジテキ テンカイ : キョウユウセイ ト タヨウセイ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
19世紀後半から20世紀前半、ケンブリッジで展開された多彩な市場社会論をここに示す。今日の世界経済危機で瓦解したネオ・リベラリズムに代わる新たな市場社会論の宝庫。
目次
- 第1部 体系的構想と学的闘い(シジウィック—実践哲学としての倫理学・経済学・政治学;マーシャル—「人間の成長」と経済発展;フォクスウェルとカニンガム—「歴史主義」による内部的抵抗)
- 第2部 資本主義と国際システム(ピグー—資本主義と民主主義;ホートリー—未刊の著『正しい政策』考;ケインズ—帝国の防衛と国際システムの設計)
- 第3部 産業と2大階級(マグレガーとロバートソン—産業統治論;レイトン—労働者論;ラヴィントン—企業家の規範)
- 第4部 影響と対抗(ムーアとその周辺—哲学的影響;ドッブとスラッファ—マルクス・古典派体系の再燃;ロビンズ・サークル—自由主義陣営からの反撃;制度派とケンブリッジの経済学者—2つの「学派」を結ぶもの)
- ケンブリッジの市場社会論—展望的描写
「BOOKデータベース」 より