青春の柳宗悦 : 失われんとする光化門のために
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青春の柳宗悦 : 失われんとする光化門のために
社会評論社, 2009.7
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セイシュン ノ ヤナギ ムネヨシ : ウシナワレン トスル コウカモン ノ タメ ニ
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参考文献: p441-444
Description and Table of Contents
Description
海軍少将柳楢悦の三男として生まれる。学習院在学中、白樺派に参加。朝鮮美術に注目し、陶磁器や古美術品を蒐集し、1924年、京城(現、ソウル)に朝鮮民族美術館を設立。李氏朝鮮時代の景福宮の光化門の取壊しに反対する評論を『改造』に寄稿する。光化門は破壊撤去から救われた。柳宗悦の生きた時代、支配する側の国民でありながら支配されている側の痛みを感じ、種々発言を繰返すことは、また公然と批判することは、日本人といえども恐ろしい処罰を覚悟してのことだった。生誕120周年記念出版。
Table of Contents
- 地平線
- 学習院
- 桃園
- 白樺
- 兼子
- 夕月
- 我孫子
- リーチ
- 手賀沼
- 石窟庵
- 高麗と李朝
- 白樺コロニー
- 朝鮮人を想う
- 留学生
- 京城市
- 朝鮮民族美術館
- 斎藤総督
- 妹
- アゲハ蝶
- たった一人
- 停滞
- 大地震
- 光化門を出でてゆく
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