「プリミティヴィスム」と「プリミティヴィズム」 : 文化の境界をめぐるダイナミズム

書誌事項

「プリミティヴィスム」と「プリミティヴィズム」 : 文化の境界をめぐるダイナミズム

大久保恭子著

三元社, 2009.7

タイトル別名

Primitivisme primitivism

プリミティヴィスムとプリミティヴィズム : 文化の境界をめぐるダイナミズム

タイトル読み

「プリミティヴィスム」ト「プリミティヴィズム」 : ブンカ ノ キョウカイ オ メグル ダイナミズム

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注記

参考文献: 巻末p11-19

内容説明・目次

内容説明

アフリカやオセアニアの非西欧の造形物は西洋文化圏においてどのように言説化/視覚化されたのか?マチスやゴーガンら“発見者”であるフランスと、それを受容し、自国のアイデンティティ確立に組み込んだアメリカ。相互の概念のずれを鋭く指摘するなかで、「プリミティヴィスム」あるいは「プリミティヴィズム」という言説が、20世紀の美術史の中でいかに形成され、どのような意味を担ってきたかを問う。

目次

  • 変容する言説—「プリミティヴィスム」と「プリミティヴィズム」
  • 第1部 フランスにおける「プリミティヴィスム」(世紀の転換期におけるマチスと「プリミティフ」なるもの;漂泊するアイデンティティ—ゴーガンの場合;文化の境界変動—フランスにおける「プリミティヴィスム」)
  • 第2部 アメリカ合衆国における「プリミティヴィズム」(ニューヨーク近代美術館と「二〇世紀モダニズム」;アメリカン・アイデンティティと「プリミティヴィズム」)
  • 名づけ得ざるもの

「BOOKデータベース」 より

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