なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか?
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なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか?
亜璃西社, 2009.7
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参考文献: 論末
Description and Table of Contents
Description
戦前の日本ミステリー草創期を支えた水谷準、長谷川海太郎、久生十蘭から、現在第一線で活躍する佐々木譲、今野敏、東直己、京極夏彦、馳星周まで、約80年におよぶ北海道出身ミステリー作家の知られざる系譜がいま明らかに—。約40人の作家論からミステリー王国の全貌を辿る、発見の喜びに満ちた一冊です。
Table of Contents
- 序 北海道はミステリー作家の宝庫か?(ミステリーは文学じゃないのか?;ミステリーの嚆矢は函館だって?;時代小説はミステリーか?;戦後における北海道のミステリーは「不毛」か?;量からいっても質からいっても、北海道はミステリー作家の宝庫だ)
- 第1部 戦前—函館生まれの探偵小説作家たち(函館が生んだ探偵小説三銃士;ミステリーを切り開く)
- 第2部 戦後—消えた作家、甦った作家(「忘却」と「再発見」;ミステリーも手がけた作家)
- 第3部 現役—日本ミステリーの一翼を担う(第一線で活躍する作家たち;まだまだいる、ミステリー作家たち;ミステリーも手がけた作家たち;ジャンルを横断するミステリー;ミステリーを評論する)
- 跋—なぜ、函館はミステリー作家の水源地なのか?(なぜ、函館から生まれたのか?;函館が国際都市であったことの影響;出身作家を顕彰する小樽、しない函館;作家の営為を吸収し、未来へ生かす;孤独な闘いを続ける作家たちに光を)
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