「昭和思想」新論 : 二十世紀日本思想史の試み

書誌事項

「昭和思想」新論 : 二十世紀日本思想史の試み

津田雅夫編

文理閣, 2009.7

タイトル別名

昭和思想新論 : 二十世紀日本思想史の試み

タイトル読み

ショウワ シソウ シンロン : ニジッセイキ ニホン シソウシ ノ ココロミ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

昭和思想の全く新しい論じ方!一国主義でもアジア主義でもなく、また、西洋中心主義でもコスモポリタンでもない。思想の過去を、今日、われわれ自身が遺産として受け継ぎ、生かすために何が必要なのかを執拗に問い続けている。

目次

  • 第1章 「逆説」と「弁証法」—「昭和思想家」の成立をめぐって(「昭和思想」について;西田哲学の「弁証法」理解をめぐって;三木清の西田哲学批判;レトリック論の構想;戸坂潤の「唯物論」と「弁証法」;小林秀雄の「逆説」と戸坂潤の「弁証法」;まとめにかえて—レトリックとしての「思想」)
  • 第2章 西田・三木・戸坂の思想と“ものの思考”—「経験と制度」の歴史哲学への視座(モダニティ・日本社会・常識;「昭和」と西田・三木・戸坂の哲学;西田の「原形の思想」;三木の「型(タイプ)の思想」;戸坂の「実際の思想」)
  • 第3章 超国家主義と国民国家の自己超越—北一輝の「純正社会主義」の再評価にむけて(「昭和思想」と「断絶」;「超国家主義」という問題;北一輝の超国家主義)
  • 第4章 現代の「美しい国づくり」と柳宗悦の「美の国」構想(現代の「美しい国づくり」;柳宗悦の「美の国」構想;柳宗悦の「美の国」構想と現代の「美しい国づくり」)

「BOOKデータベース」 より

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