「証言録」海軍反省会

書誌事項

「証言録」海軍反省会

戸高一成編

PHP研究所, 2009.8-2018.8

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タイトル別名

証言録海軍反省会

海軍反省会 : 証言録

タイトル読み

ショウゲンロク カイグン ハンセイカイ

大学図書館所蔵 件 / 142

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注記

11の出版者: PHPエディターズ・グループ

11の頒布者: PHP研究所

内容説明・目次

巻冊次

[1] ISBN 9784569709703

内容説明

秘蔵されていた日本海軍中堅幹部の肉声。

目次

  • 開催の趣旨—反省会の意義・理由・運営方針
  • 海軍の人事行政・教育問題
  • 艦隊決戦をめぐる問題
  • 機関科問題を徹底討論する
  • 陸海軍の体質・政治性の違いと開戦経緯をめぐる軍政官の責任
  • 教育訓練について考える
  • 教育訓練再考
  • 海軍の問題点を洗い出すには
  • 小委員会研究項目の検討
  • 野元総論
巻冊次

2 ISBN 9784569793382

内容説明

憤りを交えた激しい証言から浮かぶ真実!「回天作戦」の実態を、担当参謀が克明に証言!海軍反省会の第11回から第20回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第十一回 「戦訓録」の投げかけるもの—開戦の原因をどこに求めるか
  • 海軍反省会記録第十二回 開戦の経緯—明治元年から二十一年の政治状況と照合する
  • 海軍反省会記録第十三回 十九世紀末〜大正初期のアメリカ極東政策—日米開戦始動のプロセスを探る
  • 海軍反省会記録第十四回 三国同盟直前の対独関係・連合艦隊司令部の作戦を検証する
  • 海軍反省会記録第十五回 実戦に生かせなかった砲術—黛治夫氏講演をめぐって
  • 海軍反省会記録第十六回 続・実戦に生かせなかった砲術
  • 海軍反省会記録第十七回 反省会運営方法を見直す
  • 海軍反省会記録第十八回 「人事・教育・統帥」
  • 海軍反省会記録第十九回 人事制度と行政—末国氏発表をめぐって
  • 海軍反省会記録第二十回 潜水艦を有効利用しなかった海軍
巻冊次

3 ISBN 9784569801148

内容説明

ドイツ大使館付海軍武官が証言する、戦争中のナチス・ドイツの驚くべき実態!海軍反省会の第21回から第30回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第二十一回 軍令部の作戦計画を検証する
  • 海軍反省会記録第二十二回 開戦経緯について
  • 海軍反省会記録第二十三回 海軍の通信技術—技術者と使用者に意思疎通のない技術開発の実態
  • 海軍反省会記録第二十四回 独日関係—開戦直前からドイツ敗戦まで
  • 海軍反省会記録第二十五回 大艦砲戦とアウトレンジ戦法
  • 海軍反省会記録第二十六回 実戦に追いつかない科学と技術
  • 海軍反省会記録第二十八回(二十七回は欠番) 艦隊の水雷部隊—レーダー、ソナーの開発を軽視
  • 海軍反省会記録第二十九回 軽視された砲術
  • 海軍反省会記録第三十回 池田清「海軍と日本」への反論
巻冊次

4 ISBN 9784569809151

内容説明

真珠湾攻撃に反対した軍令部参謀は、山本五十六の横暴な交渉に涙をこぼした。第32回における、軍令部参謀三代一就氏の、ハワイ作戦決定までの、軍令部と連合艦隊の、衝突と言って良いほどの対立。第34回では、日本軍の捕虜問題と、船が沈没するとき、艦長が船と運命を共にするという、いわば習慣について議論されている。第37回は、ゲストとして高田利種元少将が出席し、海軍時代の及川(古志郎)大将が、世に誤解されているとして、及川大将の思い出を語っている。

目次

  • 第三十一回 哲学の軽視と謙虚さの喪失
  • 第三十二回 敵を知らず、己を知らず
  • 第三十三回 生身の体験を後世に—反省録刊行に向けて
  • 第三十四回 自主性なき開戦
  • 第三十五回 指揮系統と暗号通信
  • 第三十六回 宝の持ち腐れ—諜報と潜水艦
  • 第三十七回 責任回避か、文民統制か
巻冊次

5 ISBN 9784569813394

内容説明

原爆に対する海軍の対応、戦艦大和設計者の苦渋、ダレス機関との和平工作など、当事者の証言。

目次

  • 海軍反省会記録第三十八回 原爆投下—二〇倍の国力差が意味したもの
  • 海軍反省会記録第三十九回 「盾」の軽視—造船から編制にまで共通する課題
  • 海軍反省会記録第四十回 潜水艦戦の現実—いかに戦うか
  • 海軍反省会記録第四十一回 続・潜水艦戦の現実—人を育てる
  • 海軍反省会記録第四十二回 特攻の本質と終戦への影響
  • 海軍反省会記録第四十三回 対米和平工作の実情
  • 海軍反省会記録第四十四回 揺らぐ国策
巻冊次

6 ISBN 9784569818412

内容説明

統帥権問題、軍人の政治介入問題などを巡って激論が展開!海軍反省会の第45回から第53回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第四十五回 決断するのは誰か—統帥権一元化と国防方針
  • 海軍反省会記録第四十六回「負けるとは言えない」—活かされなかった対米研究
  • 海軍反省会記録第四十七回 軍人と政治—干渉の始まり
  • 海軍反省会記録第四十八回 続・軍人と政治—内閣をしのぐ怪物
  • 海軍反省会記録第五十回 リーダーの世界観—過度の集権と「七割兵力」信仰
  • 海軍反省会記録第五十二回 終戦工作という命がけの戦い
  • 海軍反省会記録第五十三回 海軍航空軍備計画
巻冊次

7 ISBN 9784569823300

内容説明

日米開戦直前の航空軍備、海軍機関科将校問題、兵学校出身者の優遇、絶対国防圏をめぐる論議など、当事者が語る実態。海軍反省会の第54回から第59回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第五十四回 変化への対応—航空軍備と機関科問題
  • 海軍反省会記録第五十五回 膨張する軍隊、急造の人事制度
  • 海軍反省会記録第五十六回 「作戦」総論—願望で描かれた計画
  • 海軍反省会記録第五十七回 続・「作戦」総論—学び、教え、活かすこと
  • 海軍反省会記録第五十八回 正されなかった掛け違い—情報の軽視、教育方針の動揺
  • 海軍反省会記録第五十九回 教育の場とその役割
巻冊次

8 ISBN 9784569827445

内容説明

軍令部と連合艦隊の対立、「い号作戦」「ろ号作戦」の裏面、伏見宮問題、及川大臣の責任問題など、緊張感あふれる発言満載。海軍反省会の第60回から第68回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第六十回 勝って兜の緒を締めよ—大敗は大勝の中に芽吹いていた
  • 海軍反省会記録第六十二回 勝利の終わり—潮が変わる国が沈む
  • 海軍反省会記録第六十三回 航空軽視と潜水蔑視が招いたもの
  • 海軍反省会記録第六十四回 妥協—三国同盟への消極的賛成
  • 海軍反省会記録第六十五回 水面下の日米交渉を動かした男たち
  • 海軍反省会記録第六十六回 開戦へのカウントダウン
  • 海軍反省会記録第六十七回 日本国の軍隊、軍隊の日本国—政治と軍事の不可分性
  • 海軍反省会記録第六十八回 真珠湾で得た戦術的勝利、根本的失策
巻冊次

9 ISBN 9784569831480

内容説明

真珠湾攻撃についての源田実証言の虚実、ミッドウェー海戦における雷爆装の転換問題、戦争裁判での駆け引きの裏話など、興味あふれる議論が展開。第69回から第92回まで、録音の存在する8回分を収録。

目次

  • 海軍反省会記録第六十九回 「真珠湾」という選択—その背後にある無数の思惑
  • 海軍反省会記録第七十一回 準備不足でも勝てる—ミッドウェーに至る道
  • 海軍反省会記録第七十二回 昨日までの思想、今日の戦場
  • 海軍反省会記録第七十三回 太平洋に日が沈む—ミッドウェー海戦の経緯
  • 海軍反省会記録第七十四回 針路変更—生の情報を活かす柔軟性
  • 海軍反省会記録第七十五回 信賞必罰なき組織—陸軍批判と海軍への自省
  • 海軍反省会記録第七十七回 大砲から翼へ—主役は静かに交代した
  • 海軍反省会記録第九十二回 両陣営の義と打算—東京裁判が露わにしたもの
巻冊次

10 ISBN 9784569836522

内容説明

「小柳史料」編纂の背景と海軍出身者としての感想、連合艦隊における暗号についての意識の低さ、伏見宮軍令部総長、嶋田海軍大臣の問題点など、談論風発の中に事実が浮かび上がる。第93回から第112回までを収録。

目次

  • 海軍反省会記録第九十三回 戦争裁判と海軍の捕虜観
  • 海軍反省会記録第九十四回 航空特攻—何が「決死」を「必死」に転じさせたのか
  • 海軍反省会記録第九十五回 人事・政治・作戦に関する未検討・再検討課題
  • 海軍反省会記録第九十六回 机上の潜水艦作戦
  • 海軍反省会記録第九十七回 国論・国策・国防方針—その底流
  • 海軍反省会記録第九十八・九十九回 「提督達の遺稿」—小柳資料を巡って
  • 海軍反省会記録第百回 南東方面進出の可否と限界、及び野村戦訓資料の評価
  • 海軍反省会記録第百二回 昨日の敵
  • 海軍反省会記録第百三回 ガダルカナル—進攻から転進へ
  • 海軍反省会記録第百四回 電探開発・用兵史
  • 海軍反省会記録第百五・六回 対話の不足、空気の醸成
  • 海軍反省会記録第百七回 軍事と政治—その相互干渉関係
  • 海軍反省会記録第百八回 軍事と政治—分かちがたく、分かつべきもの
  • 海軍反省会記録第百九回 終戦前夜の大臣・総長たち
  • 海軍反省会記録第百十回 総力戦研究と天皇の戦争責任問題
  • 海軍反省会記録第百十一回 開戦論、かくて罷り通る
  • 海軍反省会記録第百十二回 同盟・協定・条約—交錯する思惑
巻冊次

11 ISBN 9784569840840

内容説明

1980年3月から1991年4月まで130回余おこなわれた「海軍反省会」の録音記録の全貌が明らかに。録音テープの声から発言者を特定できる、編者でなければ成し得なかった偉業がついに完結!「昭和天皇独白録」をめぐって談論風発など、最終巻まで緊迫展開。

目次

  • 海軍反省会記録第百十三回 統帥というものの根源
  • 海軍反省会記録第百十四回 伝わらなかった決意、読み切れなかった敵意
  • 海軍反省会記録第百十五回 彼らは無意味に死んだのか—特攻・原爆の功罪再考
  • 海軍反省会記録第百十六回 信ずべきもの、信ずべからざるもの
  • 海軍反省会記録第百十七回 伝統と体質1 海軍が育んだ人材、海軍を育んだ日本
  • 海軍反省会記録第百十八回 伝統と体質2 五・一五事件、一〇〇万通の助命嘆願書
  • 海軍反省会記録第百十九回 伝統と体質3 人事・教育の長期戦による綻び
  • 海軍反省会記録第百二十回 伝統と体質4 陸を志向した海の軍隊
  • 海軍反省会記録第百二十一回 伝統と体質5 驕兵必敗 学びの忘却
  • 海軍反省会記録第百二十二回 伝統と体質6 フレキシビリティ〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA9095395X
  • ISBN
    • 9784569709703
    • 9784569793382
    • 9784569801148
    • 9784569809151
    • 9784569813394
    • 9784569818412
    • 9784569823300
    • 9784569827445
    • 9784569831480
    • 9784569836522
    • 9784569840840
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    11冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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