水道が語る古代ローマ繁栄史

書誌事項

水道が語る古代ローマ繁栄史

中川良隆著

鹿島出版会, 2009.8

タイトル読み

スイドウ ガ カタル コダイ ローマ ハンエイシ

注記

ローマ水道・江戸上水等に係る年表: p167

参考文献: p168-170

内容説明・目次

内容説明

シビル・エンジニアリングとは、市民のための技術である。そのシビル・エンジニアの立場で、なぜ千数百年も追い越すことができないほど古代ローマ水道の技術水準が高かったのであろうか、という疑問の解明を目指したのが本書である。技術とは当然、思想に裏打ちされたものであるから、水道を必要とした考え方は、どのようなものであったのかも解き明かす。

目次

  • 序章 古代のローマ水道の意義と評価
  • 第1章 古代ローマは、どのように下水の処理をしていたのか—古代ローマの下水道とトイレの話
  • 第2章 古代ローマはなぜ長大な水道を造り、トンネルや水道橋を多用したのか—古代ローマの水道幹線の話
  • 第3章 七つの丘の町と称され、起伏に富んだ首都ローマ全域に、どのように動力もなしで給水できたのか—ローマ水道の市内給水の話
  • 第4章 大規模な公共浴場は、なぜ造られたのか—古代ローマの泉と浴場・水車の話
  • 第5章 大規模な施設は、どのように造られたのか—古代ローマの水道建設技術の話
  • 第6章 なぜ古代ローマは水道を最重要視したのか—水道を通して見たローマの繁栄
  • ローマ水道・江戸上水等に係る年表

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA9105854X
  • ISBN
    • 9784306093997
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 173p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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