比較歴史社会学へのいざない : マックス・ヴェーバーを知の交流点として
著者
書誌事項
比較歴史社会学へのいざない : マックス・ヴェーバーを知の交流点として
勁草書房, 2009.8
- タイトル別名
-
Invitation to the historical‐comparative sociology : toward a reciprocal interpretation between historians and sociologists through Max Weber
比較歴史社会学へのいざない : マックスヴェーバーを知の交流点として
- タイトル読み
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ヒカク レキシ シャカイガク エノ イザナイ : マックス ヴェーバー オ チ ノ コウリュウテン ト シテ
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注記
その他の執筆者: 水林彪, 雀部幸隆, 松井克浩, 小関素明
内容説明・目次
目次
- 比較歴史社会学—マックス・ヴェーバーにおける方法定礎と理論展開(「歴史研究への基礎的予備学」としての社会学—「倫理論文」から普遍史・人類史に向けての問題再設定・方法論展開・基礎概念構成;「一般社会学」の体系構成—『経済と社会』「旧稿」の内容骨子;「旧稿」テクストの再編集から、歴史学との相互交流へ—自己否定媒介者としての社会学者の使命;「ヴェーバー史観」の再構成—「カースト制」の特性把握と因果帰属によるその例解;ヴェーバーの中国論と日本論—「ヴェーバー史観」の例解補遺;「ヴェーバー史観」から水林『天皇制史論』への問題提起—相互交流への一歩;おわりに—比較歴史社会学へのいざない)
- 『天皇制史論』および「『支配のLegitimit¨at』概念再考」補論(『マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か—歴史研究への基礎的予備学』への応答;「比較歴史社会学—マックス・ヴェーバーにおける方法定礎と理論展開」への応答;結びにかえて—今後の共同研究に向けて)
- マックス・ヴェーバー社会学の歴史学的考察(社会学が歴史研究の予備学であるわけ;正当性の根源としての支配のアプリオリ性;ヴェーバー都市論の実相とその人間観;「支配の三類型」の所以と天皇制の由来;むすびに)
- 討論およびコメント(ヴェーバー社会学における「支配」の基軸的意義;ヴェーバーの「正当性‐諒解」—支配の歴史社会学へ向けて;人間社会のネガティブリアリズムの看破と超克—ヴェーバーは権力の発生をどう考えていたか)
- 書評 折原浩『マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か—歴史研究への基礎的予備学』(勁草書房、二〇〇七年)を読む
「BOOKデータベース」 より