現代日本の転機 : 「自由」と「安定」のジレンマ
著者
書誌事項
現代日本の転機 : 「自由」と「安定」のジレンマ
(NHKブックス, 1140)
日本放送出版協会, 2009.8
- タイトル別名
-
現代日本の転機 : 自由と安定のジレンマ
- タイトル読み
-
ゲンダイ ニホン ノ テンキ : ジユウ ト アンテイ ノ ジレンマ
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注記
参照文献: p265-269
関係事項年表: p270-279
内容説明・目次
内容説明
今日、すべての人が被害者意識を抱え、打ちひしがれている。現代日本を覆うこの無力感・閉塞感はどこから来たのか。石油危機に端を発する「七三年の転機」を越えて「超安定社会」というイメージが完成した七〇年代から、バブル景気を謳歌した八〇年代を経て、日本型新自由主義が本格化する九〇年代、二〇〇〇年代まで。政治・経済システムの世界的変動を踏まえながら、ねじれつつ進む日本社会の自画像と理想像の転変に迫る。社会学の若き俊英が描き出す渾身の現代史、登場。
目次
- 序章 左右の反近代主義のねじれ
- 第1章 「七三年の転機」とは何か—官僚制からグローバリゼーションへ
- 第2章 「超安定社会」の起源—高度成長・日本的経営・日本型福祉社会
- 第3章 多幸感の背後で進んだ変化—外圧・バブル・迷走
- 第4章 日本型新自由主義の展開—バブル崩壊後の日本社会
- 終章 閉塞感の先へ
「BOOKデータベース」 より