創られた「東京裁判」
著者
書誌事項
創られた「東京裁判」
(新潮選書)
新潮社, 2009.8
- タイトル別名
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創られた東京裁判
- タイトル読み
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ツクラレタ トウキョウ サイバン
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注記
文献: pviii-xi
内容説明・目次
内容説明
20世紀前半、国家指導者に求められた資質とは、領土を拡大する政治・軍事的手腕の高さであった。そして、だからこそ「国際法」は強国が世界を意のままにするための方便でもある。では、敗戦国・日本を「犯罪国家」として裁くために、連合国はどのような国際法を新たに編み出したのか。そのプロセスの全貌に初めて迫る驚愕の書。
目次
- 「東條を逮捕させろ!」(1946年9月11日)
- 「主要戦争犯罪人」という概念(1941年〜44年)
- 「国際軍事法廷」という発想(1944年4月〜45年2月)
- 「平和に対する罪」という新犯罪類型(1945年2月〜8月)
- 先行する「ニュルンベルク」との整合(1945年8月〜9月)
- 「降伏条件は契約ではない!」(1945年9月)
- ワシントンからの「戦犯容疑者リスト」(1945年9月)
- 猛反発するマッカーサー(1945年9月〜11月)
- ようやく「逮捕令」相次ぐ(1945年11月〜12月)
- 近衛文麿「自殺」の衝撃(1945年11月〜12月)
- 「ヒロヒト」戦犯指名の衝撃(1945年12月〜46年1月)
- 「極東国際軍事裁判憲章」の検討(1946年1月〜2月)
- 起訴されたA級容疑者たち(1946年〜48年)
「BOOKデータベース」 より