障害の重い子とともにことばを育む : 通じ合う喜びの中でコミュニケーションが生まれる
著者
書誌事項
障害の重い子とともにことばを育む : 通じ合う喜びの中でコミュニケーションが生まれる
学苑社, 2009.7
- タイトル別名
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障害の重い子とともにことばを育む
障害の重い子とともにことばを育む : 通じ合う喜びの中でコミュニケーションが生まれる
- タイトル読み
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ショウガイ ノ オモイ コ ト トモニ コトバ オ ハグクム : ツウジ アウ ヨロコビ ノ ナカ デ コミュニケーション ガ ウマレル
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注記
監修: 谷俊治
引用・参考文献: p183-184
内容説明・目次
内容説明
重い障害のために話せないからといって、ことばがないわけではありません。子どもにとって、表情・発声・からだの動き・身ぶりなどはこころを表すことばです。そのことばの数々を見過ごすことなくしっかりと受けとめ、「ことば」として返すことがおとなの役割であり、そのやりとりが豊かなコミュニケーションから話しことばへとつながるのです。先生や保護者が試行錯誤を繰り返しながらも、無理矢理教え込むことなく、子どものことばの土台作りに励む様子を描き出す本書から、ことばを生み出すための大きなヒントを得ることができるでしょう。
目次
- 1 ことばを育てる
- 2 肌のふれあいは心の通い合い—肌と肌のふれあいに抵抗していたタアちゃん
- 3 からだの拡がりは心の世界の拡がり—からだが自由になることでコミュニケーションが活発になったヨウコさん
- 4 心の世界の拡がりはことばの拡がり—繰り返すパニック状態から解放されてことばが育っていったアヤちゃん
- 5 「ことばあそび」で心もことばも拡がる—繰り返す入院生活と訓練や知育中心の生活で自閉的になっていたコウくん
- 6 不安の解消はことばや心の世界を拡げる—「ママ、しんぱい」が口ぐせになっていたマドカさん
- 7 親に甘えることの楽しさを知って大変身—心やからだのふれあいを極端に避けていたマコトくん
- 8 混沌とした世界から抜け出し、ことばの世界に—先生や友達の間を風のように走りぬけるヒカリさん
- 9 工夫された体験学習によるコミュニケーションの拡大—雨ものがたり
- 10 発達障害に悩む娘とともに歩んできた17年間—波瀬満子のパフォーマンスとの感動的な出会いが大きな救いに
「BOOKデータベース」 より