書誌事項

聊斎志異 : 中国怪異譚

蒲松齢著 ; 増田渉, 松枝茂夫, 常石茂訳

(平凡社ライブラリー, 680-681, 684, 686, 690, 694)

平凡社, 2009.9-2010.1

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タイトル別名

中国怪異譚聊斎志異

タイトル読み

リョウサイ シイ : チュウゴク カイイタン

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注記

3の訳者: 増田渉, 松枝茂夫, 常石茂, 古瀬敦

5-6の訳者: 増田渉, 松枝茂夫, 常石茂, 稲田孝

底本: 『聊斎志異 上・下巻 (中国古典文学大系 )』 (平凡社, 1970.4-1971.4刊)

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784582766806

内容説明

人間界と怪異とが交錯する世界—。蒲松齢は、民間の説話と故事から、狐、鬼、神仙、妖術、そして不思議な人間が躍動する世界を作り上げる。因果応報のもと欲と色に生きる庶民の姿のなかに、人間の本然の姿を垣間見せる斬新な小説技法は、中国文学のロングセラーとなった。

目次

  • 巻1(城隍神になる試験;耳中人;追いかけて来る死屍;水を噴く怪;瞳人の会話 ほか)
  • 巻2(気違いじみた苦行僧;狐に魅入られた男たち;石を食う隠士;醜女に化けた怪;首のすげかえ ほか)
巻冊次

2 ISBN 9784582766813

内容説明

蒲松齢は中国清代初期の文人。「聊斎」はその書斎の号で、ここから多くの不思議な話が紡ぎだされた。五十一歳まで科挙の試験に挑戦しながら、ついに進士となり官途につくことはできなかった。不遇な著者の憤りと風刺溢れる奇書である。

目次

  • 巻3(江上の怪;久遠の恋;道士のあいさつ;狐との交誼;奇術 ほか)
  • 巻4(不思議な甕;いばりと矢;瓜の変異;すがすがしい小間使い;羅刹の海市 ほか)
巻冊次

3 ISBN 9784582766844

目次

  • 巻五(出世のもと;義虎;蛇を捕ったかまきり;拳法;篋のなかの小人 ほか)
  • 巻六(冥界から科された罰;当代切っての女上位;魁星の夢;寝返った報い;花神の檄 ほか)
巻冊次

4 ISBN 9784582766868

内容説明

本書は、伝奇書の気韻を漂わせている志怪書であって、中国志怪文学の集大成だといっていい。それは、素材の面でも、思想の面でも、構成の面でも、そういえるばかりでなく、すでに十分に爛熟していた口語小説の語り口も体得して、文辞の上にまで斬新な技法を駆使しているのだ。(第一巻所収、「解説」より)。

目次

  • 神様になる(羅祖)
  • 劉という男(劉姓)
  • 薄命の徳(邵女)
  • 袖中の天地(鞏仙)
  • 兄と弟と嫂と(二商)
  • 銀をとる秀才(沂水秀才)
  • 悪役人と幽霊芸者(梅女)
  • 人梯子の道(郭秀才)
  • 笑う死僧(死僧)
  • 鸚鵡の許婚(阿英)〔ほか〕
巻冊次

5 ISBN 9784582766905

目次

  • 巻9(循吏の鑑;張桓侯の徳;貧賎の強み;人間鼠;鏡の中の女 ほか)
  • 巻10(路銀の工面;竜と蛆;秘法盗み;仏罰;嚢詰め ほか)
巻冊次

6 ISBN 9784582766943

内容説明

本書では、蕩児は蕩児なりに、悍妻は悍妻なりに、幽鬼は幽鬼なりに、妖異は妖異なりに、自身ではどうしようもなく、つたない性のままに運命の軌跡を描いてゆく。それらはおそらく、蒲松齢の心そのものであったろう。怪奇文学のロングセラー全6巻完結。

目次

  • 巻11(縁の定数;菊の姉弟;書物気狂い ほか)
  • 巻12(石室にいた三人;車夫と狼 ほか)
  • 付録(便所の蛇;ある武芸者;竜の子 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA91331092
  • ISBN
    • 9784582766806
    • 9784582766813
    • 9784582766844
    • 9784582766868
    • 9784582766905
    • 9784582766943
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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