書誌事項

周辺史から全体史へ : 地域と文化

浪川健治, デビッド・ハウエル, 河西英通編

清文堂出版, 2009.9

タイトル読み

シュウヘンシ カラ ゼンタイシ エ : チイキ ト ブンカ

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収録内容

  • 『周辺史から全体史へ--地域と文化--』 : その視角と方法 / 浪川健治 [執筆]
  • 「難儀」と「御救」 : 弘前藩領にみる一八世紀前半の地域変容 / 浪川健治 [執筆]
  • 一八世紀における組合村の地域運営 : 上総国周准郡を中心に / 金谷千亜紀 [執筆]
  • 近世対外関係の形成と商人の再編 : 平戸藩の「コンプラドール」を中心に / 吉村雅美 [執筆]
  • 太平洋における日本 : 近世後期の対外貿易 / ロバート・ヘリヤー [執筆]
  • 一九世紀日本の「外交」と地域社会 : 一八二四年の大津事件と宝島事件 / デビッド・ハウエル [執筆]
  • アメリカにおける日本史研究者の育成 / デビッド・ハウエル [執筆]
  • 空間の相対性理論 : 近世における江戸の位置 / ラウラ・ネンツィ [執筆]
  • 近世政治における「表」と「内証」 : 末期養子を事例に / ルーク・ロバーツ [執筆]
  • 幕末における対馬の"位置" / 木村直也 [執筆]
  • 近代日本と千島アイヌ : 辺境における政策史 / 麓慎一 [執筆]
  • 地域史と国際史 : 原勝郎からエルワース・ハンチントンまで / 河西英通 [執筆]
  • 地域医療と「ファシズム」 : 戦時期津軽地方の「国家」と「郷土」 / 川内淳史 [執筆]
  • 『周辺史から全体史へ--地域と文化--』 : 到達点とさらなる方向性 / 河西英通 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

時間と空間のなかに地域論を模索し、「周辺」論のあり方に一石を投じ、地域史から世界史像の再構成と未来性に挑む。

目次

  • 序章 『周辺史から全体史へ—地域と文化』—その視角と方法
  • 第1部 一八世紀—変容する地域とその論理(「難儀」と「御救」—弘前藩領にみる一八世紀前半の地域変容;一八世紀における組合村の地域運営—上総国周准郡を中心に)
  • 第2部 近世の対外関係と地域(近世対外関係の形成と商人の再編—平戸藩の「コンプラドール」を中心に;太平洋における日本—近世後期の対外貿易;一九世紀日本の「外交」と地域社会—一八二四年の大津事件と宝島事件)
  • 第3部 近世史研究へのアプローチ—アメリカにおける試み(アメリカにおける日本史研究者の育成;空間の相対性理論—近世における江戸の位置;近世政治における「表」と「内証」—末期養子を事例に)
  • 第4部 移行期の相克—地域・民族・国家(幕末における対馬の“位置”;近代日本と千島アイヌ—辺境における政策史)
  • 第5部 近代のまなざし—地域と国際を結ぶ関心(地域史と国際史—原勝郎からエルワース・ハンチントンまで;地域医療と「ファシズム」—戦時期津軽地方の「国家」と「郷土」)
  • 終章 『周辺史から全体史へ—地域と文化』—到達点とさらなる方向性

「BOOKデータベース」 より

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