「乱世」のエクリチュール : 転形期の人と文化
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書誌事項
「乱世」のエクリチュール : 転形期の人と文化
森話社, 2009.9
- タイトル別名
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乱世のエクリチュール : 転形期の人と文化
- タイトル読み
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ランセイ ノ エクリチュール : テンケイキ ノ ヒト ト ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
中世日本における三つの「乱世」(源平争乱期・南北朝動乱期・戦国時代)を記述したテクスト群は、公定文化の価値観に回収されない、別の世界認識への可能性を秘めている。それらのテクストを動態的にとらえなおし、その孕み持つ多元性・異種混交性を照射する。
目次
- 「古典日本」と転形期のエクリチュール
- 第1部 一二世紀末〜一四世紀の動乱とエクリチュール(敗者への眼差しと歴史叙述—『五代帝王物語』と宇多源氏春日流の系譜;重衡が立っていた場所—『平家物語』における「仏敵」の創出;清盛の「悪行」を読み替える—王法・仏法と海港の論理;『源平盛衰記』における「改作」について—笑いと複数性 ほか)
- 第2部 「長い一六世紀」の記憶とエクリチュール(転向キリシタンと楠伝説—世界宗教の記憶とその転生;転形期の記憶と抵抗—「徳川の平和」と『太平記評判秘伝理尽鈔』の眼差し;一向一揆と文学—ある対抗的「語り」についての覚書;他者・迫害・歓待—フロイス『日本史』における接触空間1 ほか)
「BOOKデータベース」 より