部落差別の謎を解く : キヨメとケガレ
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書誌事項
部落差別の謎を解く : キヨメとケガレ
(モナド新書, 002)
にんげん出版, 2009.9
- タイトル読み
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ブラク サベツ ノ ナゾ オ トク : キヨメ ト ケガレ
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注記
立教大学全学カリキュラム「日本文化の周縁」内で、テーマを「部落学」として行った講演録をまとめ、加筆したもの
参考文献: p221-222
内容説明・目次
内容説明
今までどうしても解けなかった部落差別の謎—それはケガレ意識との関わりだ。部落差別とケガレ意識をワンセットでとらえる見方は従来からあった。だが、それだけでは「生来のケガレ」として代々世襲され、「出自」を理由に結婚などを忌避される、世界にもまれな差別が成立した理由が説明できない。長年にわたり自らの問題として考察し続けてきた著者が、その謎を鮮やかに解きあかす。
目次
- 1 部落は「社会外の社会」ではなかった(なぜそこに部落があるのか;部落差別とは何か—忌穢・触穢、職業、身分の一体化;部落差別の三要素)
- 2 江戸時代に根固めされた身分制度(検地、刀狩、身分統制令の大目的;キリシタン弾圧と身分制度—江戸時代;忌穢・触穢と身分制度)
- 3 ケガレとキヨメ(再生機能を担う部落文明・部落文化;部落文化の個性)
「BOOKデータベース」 より