脱・排除社会 : 人が、人らしく生きられる社会にするために
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脱・排除社会 : 人が、人らしく生きられる社会にするために
(サンガ新書, 040)
サンガ, 2009.8
- タイトル別名
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脱排除社会 : 人が人らしく生きられる社会にするために
- タイトル読み
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ダツ ハイジョ シャカイ : ヒト ガ ヒトラシク イキラレル シャカイ ニ スル タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
非正規雇用の増大、それに伴う貧困層の拡大は、労働問題にとどまらず、「この国をどうするのか」「日本という共同体をどうするのか」という問題でもある。二〇〇八年末から二〇〇九年正月にかけて開設された「年越し派遣村」が、平和な茶の間に映像として届けたものとは、そういう問いかけであった。日本社会の先細りにSTOPをかけ、誰もが普通に働き、普通に家族を形成し、普通に生きていける社会にしていくために、今、何をしなければいけないのか?ともに「年越し派遣村」に取り組んだ湯浅誠氏と関根秀一郎氏が、貧困を生み出す「排除社会」の連鎖を断ち切るための道を探る。
目次
- 第1章 今、この国は—貧困の現場から(トータルな社会の形としての貧困;貧困を生み出す五重の排除 ほか)
- 第2章 日本人のDNAとして刷り込まれた自己責任論(椅子取りゲームに見る自己責任論の視点;法規制での縛りが必要 ほか)
- 第3章 “年越し派遣村”が問いかけたもの、残したもの(折込済みだった、野宿者との共同;本当にやるの? ほか)
- 第4章 Yes We Can「我々はできる」を信じて(登録型派遣を許してしまったところに問題が;“セーフティーネットお荷物論”をどう転換するか ほか)
「BOOKデータベース」 より