脱・排除社会 : 人が、人らしく生きられる社会にするために

著者

書誌事項

脱・排除社会 : 人が、人らしく生きられる社会にするために

湯浅誠, 関根秀一郎著

(サンガ新書, 040)

サンガ, 2009.8

タイトル別名

脱排除社会 : 人が人らしく生きられる社会にするために

タイトル読み

ダツ ハイジョ シャカイ : ヒト ガ ヒトラシク イキラレル シャカイ ニ スル タメ ニ

大学図書館所蔵 件 / 32

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

非正規雇用の増大、それに伴う貧困層の拡大は、労働問題にとどまらず、「この国をどうするのか」「日本という共同体をどうするのか」という問題でもある。二〇〇八年末から二〇〇九年正月にかけて開設された「年越し派遣村」が、平和な茶の間に映像として届けたものとは、そういう問いかけであった。日本社会の先細りにSTOPをかけ、誰もが普通に働き、普通に家族を形成し、普通に生きていける社会にしていくために、今、何をしなければいけないのか?ともに「年越し派遣村」に取り組んだ湯浅誠氏と関根秀一郎氏が、貧困を生み出す「排除社会」の連鎖を断ち切るための道を探る。

目次

  • 第1章 今、この国は—貧困の現場から(トータルな社会の形としての貧困;貧困を生み出す五重の排除 ほか)
  • 第2章 日本人のDNAとして刷り込まれた自己責任論(椅子取りゲームに見る自己責任論の視点;法規制での縛りが必要 ほか)
  • 第3章 “年越し派遣村”が問いかけたもの、残したもの(折込済みだった、野宿者との共同;本当にやるの? ほか)
  • 第4章 Yes We Can「我々はできる」を信じて(登録型派遣を許してしまったところに問題が;“セーフティーネットお荷物論”をどう転換するか ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA91478793
  • ISBN
    • 9784904507377
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    176p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ