昭和戦前期の宮中勢力と政治
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昭和戦前期の宮中勢力と政治
吉川弘文館, 2009.10
- タイトル読み
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ショウワ センゼンキ ノ キュウチュウ セイリョク ト セイジ
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注記
博士論文「一九三〇年代における宮中勢力の政治動向」 (立教大学, 2006年度) をもとに加筆・修正したもの
参考文献: p358-372
内容説明・目次
内容説明
昭和天皇を支えた宮中勢力の「総意」は、満州事変などの政局にどう影響を与えたのか。輔弼の実態や内閣・軍部との関係を中心に、政治的機能の変化、政策決定過程への影響力を解明。明治憲法下の天皇制の変遷を究明する。
目次
- 序論 本書の課題と分析視角
- 第1章 一九三〇年代初期における立憲君主制再編の動向
- 第2章 一九三〇年における枢密院改革の動き—枢密院事務規程改正問題をめぐる対立から
- 第3章 国際連盟脱退の政治過程
- 第4章 宮中勢力の変容に関する考察—牧野グループの後退を中心に
- 第5章 関屋貞三郎の政治思想と政治活動—牧野グループ理解への一考
- 第6章 二・二六事件後の宮中勢力
- 第7章 宮相就任前後における松平恒雄の政治的役割—日英外交への関与から
- 第8章 日中戦争期の対外問題と宮中勢力の対応
- 第9章 木戸内大臣体制の確立とアジア太平洋戦争期の宮中勢力
- 結論 昭和政治史と宮中勢力
「BOOKデータベース」 より