春本を愉しむ
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春本を愉しむ
(新潮選書)
新潮社, 2009.9
- タイトル読み
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シュンポン オ タノシム
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内容説明・目次
内容説明
源義経・大石内蔵助・則天武后ら歴史上の有名人たちがモデルとなり、森鴎外・石川啄木・芥川龍之介ら文豪たちが愛読し、高名な学者たちが小遣い稼ぎに書いていた。その他、禁書指定を免れるための「暗号春本」、女性のための「人情春本」など、古本通が発掘する知られざる春本の数々。
目次
- 序章 もう、それ、どうも
- 第1章 美快言うべからず—古典春本『壇の浦枕合戦』
- 第2章 大石小石競一力—暗号春本『大石内蔵助』
- 第3章 あなたは大層お功者で—女性向け春本『真情春雨衣』
- 第4章 眉の間へしわを寄せ—人情春本『春情心の多気』
- 第5章 彼女は「愛の矢」をくわえ—泰西名作猥本『ツルー、ラブ』
- 第6章 いずれの御時にか押し広げて—源氏物語千年紀『正写相生源氏』
- 第7章 痛みで始まり痛みで終る—中国の禁書『如意君伝』
- 第8章 作者は風流好事の学者—娘の結婚費用を稼ぐために
- 第9章 「芭蕉」十大弟子の春本—元禄淫風草紙『好色大富帳』
「BOOKデータベース」 より