使える!経済学の考え方 : みんなをより幸せにするための論理
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書誌事項
使える!経済学の考え方 : みんなをより幸せにするための論理
(ちくま新書, 807)
筑摩書房, 2009.10
- タイトル別名
-
使える経済学の考え方
- タイトル読み
-
ツカエル ケイザイガク ノ カンガエカタ : ミンナ オ ヨリ シアワセ ニ スル タメ ノ ロンリ
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注記
参考文献: p237-238
内容説明・目次
内容説明
経済学とは単なる「お金儲け」の学問ではない。「どうすれば、みんなが幸福になれるか」を探究する営みだ—。世の中では、ある人の幸せが他の人の不幸へとつながることがしばしば起こる。では、そうした不可避の困難のもと、あるべき社会の形をどう構想すればよいのか。本書は最先端の確率理論を駆使して、この難題に鋭く切り込む試みである。不確実な世界における人間の行動様式の本質を抽出し、そこから、自由で平等な社会のあり方をロジカルに(しかし熱いハートで)基礎づける。
目次
- 序章 幸福や平等や自由をどう考えたらいいか
- 第1章 幸福をどう考えるか—ピグーの理論
- 第2章 公平をどう考えるか—ハルサーニの定理
- 第3章 自由をどう考えるか—センの理論
- 第4章 平等をどう考えるか—ギルボアの理論
- 第5章 正義をどう考えるか—ロールズの理論
- 第6章 市場社会の安定をどう考えるか—ケインズの貨幣理論
- 終章 何が、幸福や平等や自由を阻むのか—社会統合と階級の固着性
「BOOKデータベース」 より