発達障害と子どもの生きる力

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発達障害と子どもの生きる力

榊原洋一著

金剛出版, 2009.9

タイトル読み

ハッタツ ショウガイ ト コドモ ノ イキル チカラ

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注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、臨床および異分野の専門家と行ってきたさまざまな活動を通して、子どもを総体的にとらえようと考え続けてきた筆者の初めての論文集である。第1部は、子どもとその発達に関するものである。脳科学はもちろん、心理学や霊長類学、ロボット工学など、学際的な観点から現代の子どもを読み解いていく。第2部は発達障害についての論考が中心である。発達障害児への薬物治療の現状や、自閉症児の言葉の言語学的な観点からの検討、アスペルガー症候群と非言語性学習障害の異同など、一歩踏み込んだ内容となっている。

目次

  • 見えることは信じること—可視化と科学
  • 第1部 子どもとその発達を理解する(ヒトの発達とは何か;脳科学研究と保育;子どもの生きる力;育児不安—小児科学の立場から;臨界期とインプリンティング;“三つ子の魂”と三歳児神話;基本的生活習慣をどうつくるか;高度情報化社会における心の発達;健全な小学生とは)
  • 第2部 発達障害を理解する(育児相談に必要な神経発達の知識;簡単な発達スクリーニング法;子どもを見つめる;LD・ADHD・広汎性発達障害への医学的治療の現状;自尊感情と子どもの発達—気になる子どもとのかかわり方;自閉症児の言葉;アスペルガー症候群と学習障害;アスペルガー症候群と非言語性LD;不器用・運動が苦手な子どもと社会性)

「BOOKデータベース」 より

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