クィア物語論 : 近代アメリカ小説のクローゼット分析
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書誌事項
クィア物語論 : 近代アメリカ小説のクローゼット分析
人文書院, 2009.10
- タイトル別名
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クィア物語論 : 近代アメリカ小説のクローゼット分析
- タイトル読み
-
クィア モノガタリロン : キンダイ アメリカ ショウセツ ノ クローゼット ブンセキ
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注記
博士論文 (名古屋大学, 2007年) をもとに, 加筆・修正したもの
Works cited: p252-260
内容説明・目次
内容説明
近代アメリカ文学を代表する3人の作家—セジウィックらによりすでにホモセクシュアルな欲望を論じられたヘンリー・ジェイムズ、レズビアン作家として知られるウィラ・キャザー、男性的異性愛のイコンとされてきたヘミングウェイをとりあげ、テクストが確かに喚起する性的な欲望と向かいあいながらも、フーコー、バトラーらをふまえ、その欲望が生成される過程や構造を分析する。ゲイかレズビアンか、異性愛か同性愛かという二分化されたセクシュアル・アイデンティティのあり方に異議を申し立てる。
目次
- クィア物語論
- 第1部 クローゼットの扉の前で—ヘンリー・ジェイムズのホモフォビックな語り(クローゼットの獣なんかこわくない?—サスペンス仕立ての「密林の獣」;ライバルの死をめぐって—『ロデリック・ハドソン』における予示;どのストーリーにレズビアンがいますか?—『ボストンの人びと』のプロット分析)
- 第2部 開かれたクローゼットの内側—ウィラ・キャザーの不安なオーサーシップ(ウィリアム・キャザー・Jr.の不安—ジェンダー、欲望、オーサーシップ;父の誘惑—「ポールの場合」のエディプス読解;だれが不倶戴天の敵なのか?—信頼できない語り手ネリー・バーズアイ)
- 第3部 見え隠れするクローゼット—アーネスト・ヘミングウェイをクィアする(インする批評/アウトする批評—ヘミングウェイ批評のクローゼット;「正しいセクシュアリティ」は語らない—「エリオット夫妻」における行為の内容;ホモセクシュアルな身体の表象—視点と海の変容;エデンの園はどこにある?—原稿、編集、そしてアフリカ)
- 原稿は語り終わらない
「BOOKデータベース」 より