戦後保育政策のあゆみと保育のゆくえ
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戦後保育政策のあゆみと保育のゆくえ
新読書社, 2009.10
- タイトル読み
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センゴ ホイク セイサク ノ アユミ ト ホイク ノ ユクエ
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注記
博士学位論文『戦後日本における保育政策の特質 : 〈ジェンダー〉および〈子どもの権利〉視点による歴史的検討』 (佛教大学, 2008年) を加筆修正したもの
引用文献・参考文献: p207-230
内容説明・目次
内容説明
戦後復興時に新しく生まれ変わった保育所は、未来を展望した国民の切なる願いの結晶であった。しかし、その後の保育政策は乳幼児の子育てを家族の責任に追いやり、入所できる子どもたちを限定してきた。1990年代以降、少子化を迎え女性の社会参加に応えようとしている日本は、保育所を国民生活にとって欠かすことのできない施設に位置づけた。1994年に子どもの権利条約を批准した日本。保護者の働く権利だけでなく、子どもの権利を保障する保育政策はどうあるべきか。その方向性をさぐる。
目次
- 序章 本書のねらいと視点
- 第1章 保育制度の成立と修正—戦後改革期:戦後〜1950年代中頃
- 第2章 保育政策の「充実」と家庭保育原則—高度経済成長期:1950年代中頃〜1970年代中頃
- 第3章 保育政策の「修正」と行政改革—低成長期:1970年代中頃〜1980年代
- 第4章 保育政策の「転換」と保育改革—構造改革期:1990年代以降
- 終章 子どもの権利を保障する保育政策に向けて
「BOOKデータベース」 より