破られた対称性 : 素粒子と宇宙の法則
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破られた対称性 : 素粒子と宇宙の法則
(PHPサイエンス・ワールド新書, 007)
PHP研究所, 2009.11
- タイトル読み
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ヤブラレタ タイショウセイ : ソリュウシ ト ウチュウ ノ ホウソク
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内容説明・目次
内容説明
2008年ノーベル物理学賞は日本人3人、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の独占であった。3人の功績は、ある物質を発見したわけではなく、アイディアと理論の提唱であり、35〜48年前のことである。彼らの考えを、その結果で測るのではなく、誕生の場面に立ち戻り、創造の瞬間を捉えたい。当時の事情をよく知る著者は、彼らの功績を湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一らの日本の素粒子物理の伝統の中に正しく位置づけし、その歴史的意味を跡づける試み。
目次
- 序章 国民的慶祝
- 第1章 破られた対称性—二〇〇八年ノーベル物理学賞のキーワード
- 第2章 素粒子場の量子力学
- 第3章 対称性とその破れ
- 第4章 素粒子論のメタ
- 第5章 素粒子物理の群像—ともに歩んで
- 第6章 宇宙と素粒子—私の遍歴
「BOOKデータベース」 より