戦争の記憶記憶の戦争 : 韓国人のベトナム戦争

書誌事項

戦争の記憶記憶の戦争 : 韓国人のベトナム戦争

金賢娥著 ; 安田敏朗訳

三元社, 2009.11

タイトル別名

전쟁의 기억 기억의 전쟁

戦争の記憶 記憶の戦争 : 韓国人のベトナム戦争

タイトル読み

センソウ ノ キオク キオク ノ センソウ : カンコクジン ノ ベトナム センソウ

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注記

解説: 朴南圭

原著 (책갈피, 2002) の全訳

内容説明・目次

内容説明

朴正熙独裁政権のもと、韓国は1960年代半ばベトナム戦争に参戦する。韓国側の被害者だけでも死亡5千人、負傷1万人、枯葉剤後遺症被害者2万人以上を生む一方で、ベトナム特需による経済発展をもたらしもした戦争—それは記憶の風化とともに現代の韓国社会では、徹底して忘れられた戦争でもあった。そして1999年になりようやく、韓国軍による民間人虐殺という衝撃的な事実が明らかになる。本書は、ベトナム現地調査から始め、真実を記憶することをとおして、真の和解をもとめる韓国の市民団体の足跡をたどったものである。

目次

  • 1章 想像の領土ベトナム
  • 2章 もうひとつの記憶
  • 3章 前線のない戦争、反共主義、イメージの恐怖
  • 4章 戦争の記憶、記憶の戦争
  • 5章 パズルあわせ
  • 6章 新しい出会い
  • 7章 生き残った者の悲しみ
  • 8章 参戦軍人、混沌と絶望
  • 9章 和解への遠い道のり
  • 10章 抵抗と再解釈
  • 11章 結び

「BOOKデータベース」 より

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