手わざの記憶
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書誌事項
手わざの記憶
(中公文庫, [む-23-1])
中央公論新社, 2009.11
- タイトル読み
-
テワザ ノ キオク
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
現代日本で消滅しつつある職人の「手わざ」。消えゆく伝統工芸を「最後のひとり」をテーマにして取材した。12回にわたり連載された「中央公論」の記事に、その後の周辺事情を追加取材するなど大幅に加筆、修正し、「職人」と「もの作り」の今を問う。
目次
- 再生された手摺り花札—カルタ職人・松井重夫
- 鋳物の町の意地が残したベーゴマ—ベーゴマ職人・辻井俊一郎
- 子供たちの万能ナイフ「肥後守」—鍛冶職人・荒井良
- 「涼」を演出する江戸風鈴—風鈴職人・篠原裕
- ガラスの中で時を刻む砂時計—砂時計職人・金子實
- 光輝く筆記用具、ガラスペン—ガラスペン職人・佐瀬勇
- 実用本位で作られる花巻傘—和傘職人・滝田信夫
- 持ち運び可能の箪笥、柳行李—柳行李職人・松野好成
- 天然素材の掃除用具、座敷箒—箒職人・永倉一男
- 魔法の焜炉、切り出し七輪—七輪職人・脇田又次
- 植物生まれの和の光、和蝋燭—和蝋燭職人・磯部亮次
「BOOKデータベース」 より