公共性への冒険 : ハンナ・アーレントと《祝祭》の政治学
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書誌事項
公共性への冒険 : ハンナ・アーレントと《祝祭》の政治学
勁草書房, 2009.11
- タイトル別名
-
A venture into the public realm
公共性への冒険 : ハンナアーレントと祝祭の政治学
- タイトル読み
-
コウキョウセイ エノ ボウケン : ハンナ アーレント ト シュクサイ ノ セイジガク
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注記
博士論文『「祝祭性」「物語性」「公共性」 : ハンナ・アーレントと「政治」の両義性』 (東京大学, 2005年) を改編し、加筆したもの
参考文献: 巻末pvii-xxxv
内容説明・目次
内容説明
公共性とは他者との間にその都度顕現する“祝祭”である。ハンナ・アーレントを通じて、リベラル・デモクラシー以前の「政治」の原初性を問い直し、ポストモダン以後に忘却された「公共性」の可能性を追う。
目次
- 序論—アーレントが語る「政治」とは何か
- 第1章 ワイマールにおけるハンナ・アーレント—戦間期ドイツの学知とアーレントの思想形成
- 第2章 「全体主義」の誘惑に抗して
- 第3章 “祝祭”の政治学(1)—「公的領域」とは何か
- 第4章 “祝祭”の政治学(2)—「敵/味方」の境界を越えて
- 第5章 「世界」の変革は可能か—「革命」論から見た「法」と「権力」
- 第6章 「物語」の可能性へ向けて—古代ギリシア“ポリス”の廃墟から
- 第7章 「政治」と「哲学」とのあいだ—「全体性」としての政治、「世界性」としての政治
- 結論
「BOOKデータベース」 より