堀口大學 : 詩は一生の長い道
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書誌事項
堀口大學 : 詩は一生の長い道
河出書房新社, 2009.11
- タイトル読み
-
ホリグチ ダイガク : シ ワ イッショウ ノ ナガイ ミチ
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内容説明・目次
内容説明
詩人・堀口大學。—エロスの詩人、機知の詩人と称される一方で、陰湿な文学風土のなか、エトランジェとしての無理解と嫉視と黙殺にさらされながら、孤独のうちに日本語とのきびしい闘いを貫き徹したその生涯の、敗戦に至る行程を克明に辿り、詩語の生成を軸に近代文学の実相を明らかにする、評伝文学の金字塔。
目次
- 第1章 幼・少年期(母を焼く—幼年期;ふる里の越の四月は—少年期・一 ほか)
- 第2章 メキシコ、そしてヨーロッパへ(知らぬ異国もこひしかろ—旅立ちまで;ああ、かしこ、かの国ゆかば—メキシコへ ほか)
- 第3章 ブラジル時代(梨浦のわが日は感情多し—ブラジルへ;夕ぐれわれ水を眺むるに—リオ・デ・ジャネイロ、一九一九年 ほか)
- 第4章 大正から昭和へ(云ふ可くは遠き薔薇か—帰国へ。大正十二年;燕の如く痩せてあり—ルーマニア、一九二四年 ほか)
- 第5章 戦中、そして戦後(ドクトル・エロスがおつしやつた—戦時体制(一);非情の河また河と—戦時体制(二) ほか)
「BOOKデータベース」 より